CONFOCHECK

タンパク質アナライザ: CONFOCHECK

CONFOCHECK は、水溶液中のタンパク質の解析を目的に開発された FT-IR システムです。タンパク質の構造解析を主目的に最適化された光学系ならびにサンプリングアクセサリと、操作性の高いソフトウェアインターフェースの組み合わせにより、迅速なデータ測定が可能となっています。

FT-IR によるタンパク質の分析:

 ・タンパク質の定量
 ・立体構造変化の検出
 ・温度変化に伴う構造変化の動的解析
 ・タンパク質の凝集、沈殿、結晶化過程における構造変化のモニタリング
 ・二次構造の決定
 ・水溶液中に存在する溶質(バッファ、添加剤、浄化剤)の定量

製薬分野における主なアプリケーション:

 ・製剤設計および製剤開発: タンパク質の安定性に対する製剤の影響に関する分析
  ・安定性試験(ストレステスト):
   タンパク質の安定性に対する pH、温度、変異等の影響に関する分析
  ・品質管理:
   タンパク質濃度や製造環境における製品構成物(バッファ、医薬品添加剤)の構造に関する検査
  ・結合解析: タンパク質構造に対するリガンド結合の影響に関する分析

CONFOCHECK の主なアプリケーションは、タンパク質濃度の決定と、構造変化の検出とその定量化です。タンパク質濃度の決定とα-へリックスやβ-シートなどの二次構造要素の定量解析は、システムに内蔵されるキャリブレーション情報により、数秒で完了します。CONFOCHECK には、それぞれのタンパク質に適した測定用アクセサリが用意されており、溶液状態や膜結合タンパク等について、10 μg 程度の微量サンプルでも確実に測定を行うことが可能です。サンプルセルは、再現性の高い構造変化を誘起できるよう高精度サーモスタットによりコントロールされています。

AquaSpec は、水溶性タンパクあるいは可溶化膜結合タンパクの測定に適したサンプルフロー型の透過測定用セルです。赤外光路長を 7μm にすることで、水溶液サンプルの透過測定に最適化されています。AquaSpec セルは、一般的な市販のセルと比較して、高いサンプル処理能力が特徴の一つです。また 0.1mg/ml 以下の低濃度サンプルやわずかな構造変化しか示さないタンパク質の測定も可能にする高い精度を備えています。スペクトル測定の完了後、CONFOCHECK システムに内蔵されたキャリブレーションファイルを用い、30秒程度の短い時間で二次構造と濃度が決定されます。

温度誘起によるタンパク質の変性(unfolding / refolding)過程の解析には、BioATRcell II が最適です。BioATRcell II は 昇温または降温過程(0〜95℃)におけるスペクトルの連続測定を行うための ATR アクセサリで、タンパク質の二次構造変化の追跡や融点の決定を可能にします。またフィブリル化や凝集過程の分析も可能です。pH変化やリガンド結合、透析等にともなう構造変化のモニターにも BioATRcell II は有用です。タンパク質を希釈することなく低分子量物質をタンパク質区画へ透析させることが可能です。

CONFOCHECKを使用したアプリケーションノートはこちら

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